とれたて・イキイキ 葛飾元気野菜
葛飾区は23区の中でも、農業が続いている数少ない区のひとつです。
戦後まで農業を中心とした産業としていましたが、昭和40年代の終わりごろから都市化が進み、農地の面積や農家数が急激に減ってきています。
現在では、水元・奥戸・高砂地区を中心に農業がおこなわれています。
- 葛飾区ではまとまった農地は少なく、1農家あたりの耕作面積も多くないのが特徴です。そこで農家さんたちはビニールハウスなどの施設を作って、小松菜などの野菜を1年に何回も育て、たくさんの量を収穫できるように工夫しています。
- 機会を使って農作業を行うことで、少ない人手で仕事ができるようになりました。
- これまでは、市場を通じて出荷されることがほとんどでしたが、近年は直接地域の人に食べてもらえるように、直売や学校給食へ届けることにも力をいれています。
- 地域の人たちに農業を理解してもらい、土に触れる喜びや野菜のおいしさを体験してもらおうと、野菜の収穫などの農業体験ができるイベントが開催されています。
学校給食で食べている小松菜は僕たちの身近なところで作られているんだね。
地域の食べ物を生産して地域で食べる(消費する)ことを地産地消というよ。
遠くから連ばれてくる食べ物よりも新鮮だし、運ぶためのエネルギーの節約になるね。